金額ではなく「毎回の賭け金の何回分か」で入力します(毎回この1回分だけ賭け続ける前提)。 目標に 0 を入れると「目標なしで資金が尽きるまで続ける」場合になります。
1回に勝つ確率は 18/37(約48.65%)。毎回1回分だけ賭け、資金が2倍になるか、尽きるかのどちらかが起きた時点で終了します。
| 資金(賭け金の何回分) | 2倍にできる確率 | 先に尽きる確率 | 決着までの平均ゲーム数 |
|---|---|---|---|
| 5回分 → 10回分 | 43.28% | 56.72% | 25 |
| 10回分 → 20回分 | 36.80% | 63.20% | 98 |
| 20回分 → 40回分 | 25.33% | 74.67% | 365 |
| 50回分 → 100回分 | 6.28% | 93.72% | 1,618 |
| 100回分 → 200回分 | 0.45% | 99.55% | 3,667 |
| 200回分 → 400回分 | 0.0020% | ほぼ100% | 7,400 |
同じ「倍にする」でも、賭け金を細かく刻むほど倍にできる確率は急に下がります。 資金5回分なら43%、100回分なら0.45%、200回分ならほぼゼロです。 公正なコイン(50%)なら、どの行も一律50%。差の原因は、細かく賭けるほどゲーム回数が増えて、 1回ごとの控除率(2.70%)が積み重なることにあります。
目標を「資金の+10%」に下げると、届く確率はこうなります(ヨーロピアン赤黒)。
| 資金 → 目標 | 目標に届く確率 | 先に尽きる確率 | 決着までの平均ゲーム数 |
|---|---|---|---|
| 10回分 → 11回分 | 88.26% | 11.74% | 11 |
| 20回分 → 22回分 | 85.27% | 14.73% | 46 |
| 50回分 → 55回分 | 75.04% | 24.96% | 323 |
| 100回分 → 110回分 | 58.13% | 41.87% | 1,334 |
「勝ち逃げの目標を低くすれば高確率で勝てる」は、数字として正しい。ただし負けるときは大きく負けます。
資金20回分・目標22回分なら、85.3%で+2回分、14.7%で−20回分。平均すると
0.8527×2 − 0.1473×20 = −1.24 回分で、これは「平均して賭ける総額 × 控除率2.70%」と一致します。
確率の形は変えられても、平均は動きません。(詳しくは 検証室トップ の1本の式を参照)
1回に勝つ確率が50%以下のゲームを、目標を決めずに続けると、資金が尽きる確率は100%です。 資金の大きさは「いつ尽きるか」を遅らせるだけで、結論を変えません。 計算機で目標を 0 にして確かめられます。
1回に勝つ確率を p、負ける確率を q = 1−p、いまの資金を i、目標を N、r = q/p とします(賭け金は毎回1単位)。
#selftest を付けて開くと、公正なゲームの解析解(i/N、i×(N−i))と、勝ち+破産=100%の確認がその場で走ります。違います。1回のゲームで負ける確率は約51%でも、「資金が尽きる確率」は、資金の大きさと目標しだいで1%にも99%にもなります。ここで出しているのは後者です。
ここでは「勝てば+1単位、負ければ−1単位」の1:1ゲームだけを厳密に扱っています。配当が1:1でないゲームは、シミュレーターで再現できます。
使わないでください。このツールは確率の構造を理解するための学習用で、賭けの勧誘や攻略法の紹介ではありません。オンラインカジノの利用は日本国内からでも賭博罪にあたる可能性があります。