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連敗確率の計算機
— 20連敗は何回に1回起きる?

このページについて:確率の計算を確かめるための学習ツールです。 現金・賭け金・賞金・ポイント等を一切扱わず、換金・出金の仕組みもありません。 表示される数値はすべて計算上のもので、実際の金銭のやり取りは発生しません。 オンラインカジノ等の紹介・誘導も行いません。賭けを勧めるページではありません。
「ルーレットで赤が20回続く確率」と「1,000回回す間に20連敗が1度でも起きる確率」は、まったく別の数字です。 ここではゲームと回数と連敗の長さを入れるだけで、厳密な確率を出します。 近似式は使っていません(計算方法は下の「方法論」に書きました)。

連敗確率の計算機

ゲームを選び、回数と連敗の長さを入れて「計算する」を押してください。 結果は自動では消えません。条件を変えて何度でも計算できます。

3つの数字を取り違えない

「連敗の確率」と言ったとき、実際には3つの違う数字が混ざって語られます。この計算機は3つとも出します。

数字意味ヨーロピアン赤黒で10連敗のとき
① ある地点から数えて次の10回が全部負けになる確率(q10)0.1275%(約784回に1回)
② 初めて起きるまでの平均10連敗に初めて出会うまで平均何ゲームかかるか約1,610ゲーム
③ n回の中で一度でも1,000ゲーム続ける間に10連敗が1度でも起きる確率46.2%
※ 表は横にスクロールできます。

①だけを見ると「0.13%なんてまず起きない」と感じます。しかしルーレットは1晩で何百回も回ります。 ③で見ると、1,000ゲームの間に10連敗はほぼ半々の確率で起きる。①の数字が小さいことと、③が大きいことは矛盾していません。 「どの地点から数えるか」の候補が1,000か所あるからです。

ヨーロピアンルーレット 赤/黒:n回の中でk連敗以上が起きる確率

1回に負ける確率は 19/37(約51.35%。緑の0が出ても負け)。数字は上の計算機と同じ方法で出した厳密値です。

ゲーム回数5連敗以上7連敗以上10連敗以上12連敗以上15連敗以上20連敗以上
50回59.48%19.20%2.59%0.65%0.08%0.003%
100回84.58%36.27%5.58%1.47%0.19%0.006%
500回99.99%90.46%26.45%7.72%1.07%0.04%
1,000回ほぼ100%99.11%46.17%14.98%2.16%0.08%
5,000回ほぼ100%ほぼ100%95.57%55.86%10.46%0.39%
※ 表は横にスクロールできます。

読み取れること

マーチンゲール法との関係

マーチンゲール法は「連敗が続いたら賭け金を2倍にする」方法なので、 何連敗まで耐えられる資金かがそのまま破綻条件になります。 資金が「7連敗した時点で次の倍賭けを出せなくなる」設計なら、ヨーロピアン赤黒で100回続けたとき、7連敗以上が一度でも起きる確率 (この計算機で k=7、n=100 と入れると 36.3% と出ます)が、そのまま「続行不能になる確率」です。勝ち負けの並びは賭け金と無関係に決まるので、この対応は近似ではなく一致します。 「そんなに続かない」という感覚を、数字で置き換えるための道具です。

先に結論を書きます。連敗がどれだけ珍しいかを正確に知っても、賭け方で期待値は変わりません。 期待される損失は常に「賭けた総額 × 控除率」で、連敗確率の計算はそのばらつきの大きさを知るためのものです。 この計算機は「勝てる賭け方」を探すための道具ではありません。

計算式と方法論

1|ある地点から数えて k 連敗(①)

P = qk (q = 1回に負ける確率) ヨーロピアン赤黒なら q = 19/37。10連敗で (19/37)10 = 0.1275%

2|初めて k 連敗するまでの平均ゲーム数(②)

E = (1 − qk) / ( (1 − q) × qk ) q = 0.5, k = 3 のとき 14ゲーム。列挙で確かめられる既知値です

3|n回の中で一度でも k 連敗以上(③)

「いま何連敗中か」(0〜k−1)を状態にして、1ゲームずつ確率を更新します。 負ければ状態が1つ進み、勝てば0に戻ります。状態が k に達した確率を足し込んでいくと、 n回の中で一度でも k 連敗に達した確率が出ます。計算量は n × k で、近似はありません。

検証のしかた

よくある質問

赤が10回続いたら、次は黒が出やすいのでは?

いいえ。ホイールに記憶はありません。10回続いたあとでも、次に黒が出る確率は 18/37 のままです(ギャンブラーの誤謬)。 「10連続は珍しい」のは、10回ぶんをまとめて予言した場合の話で、すでに9回続いた後の1回は、ただの1回です。

連敗の確率が低いなら、安全な資金計画を立てられますか?

連敗の確率は「資金がどれくらいの確率で尽きるか」を知る材料になりますが、賭けを続けるほど期待値はマイナスのまま積み上がります。 資金が尽きる確率そのものは 破産確率の計算機 で出せます。

バカラの数字はどう扱っていますか?

引き分けは勝負が成立しない(賭け金が戻る)ので、引き分けを除いた勝負だけを数え、バンカーの勝つ確率を 0.4586/(0.4586+0.4462)、プレイヤーを 0.4462/(0.4586+0.4462) としています。コミッション(バンカー5%)は連敗の確率には影響しないので、ここでは扱っていません。